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中国語のことや、旅日記、もろもろの感想など

by keika-ch32

「華の出陣」を観て


 チャンネル銀河で2025-4-3より5-22まで放送された「華の出陣~麗将阿麦の仇討ち」を観た。

 主人公は、阿麦(韓麦穂)。それを取り巻く男性たちは、商易之、唐紹義、北漠の陳起と常将軍など。

 前半では、彼女は、単なる世渡り上手で賢い女という印象だったが、戦いに巻きこまれて、次第に彼女の実力が発揮されてくる。戦略のうまさと度胸がよく魅力的で、特に、親の仇の陳起を討つため、軍隊に入って、他の男といっしょに訓練を受けるところは、圧倒される。

 商易之とは、恋愛感情を持つが、裏切られると、それをふりきる強さをもつ。唐紹義とは、義兄弟の関係をもち、深い信頼をもつ。敵の常将軍からも、愛される。そして、なぜ陳起が彼女の両親を殺したかが、最後にわかったのも、よかった。

 彼女の生き方や願いというのが、この物語の後半を盛り立てていると思う。まさに、父親が言ったように彼女は「女将軍」として生きたのだ。

 ここまで、格好いい女性は、理想であり、現実にはなかなかいないけれど、全体の筋書きもよく、役者もそろっていて、いい作品で、最後まで、楽しめた。

 


# by keika-ch32 | 2025-05-30 14:47 | エッセイ | Comments(0)

「安楽伝」を観て


 チャンネル銀河で2025-2-62025-4-2まで放送された「安楽伝」を観た。

 主人公は、任安楽(帝梓元)と靖国皇太子の韩烨、そのほかに洛銘西、安寧公主や温朔も重要なメンバーである。

 スタートから女海賊として格好よく登場した任安楽は、前半は彼女の演技がとても痛快だった。一族の潔白が証明されて、本当の自分に戻ってからのほうが、おとなしくなってしまい、雰囲気が変わってしまったのが物足りない。

 皇太子のほうは、ただ優しいだけの男ではなくて、実は、命がけで、彼女の弟を救って育てていたのには、驚いたし、意外性があってよかった。後半、安寧公主が戦死したり、洛銘西が悲劇的な結末で残念だった。全体として、構成がしっかりしていて、難点がないが、あえていえば、せっかくの女海賊の水軍3万の活躍が最初だけだったことだ。

 「長思花」に秘められた意味が、この作品のテーマだったのは、最後のまとめの場面でよく表していたと思う。最後まで、楽しめるいい作品だった。


# by keika-ch32 | 2025-04-04 14:47 | エッセイ | Comments(0)

「風起西州」を観て


 チャンネル銀河で2025-1-20から3-11まで放送された「風起西州」を観た。


 一作目の「風起花抄を観ていないので、少し事情が呑み込めない点もあるが、私なりに感想を書いてみた。


 主人公は、狄琉璃行倹(守約) の二人。

 前半は、長安での大長公主からの執拗ないじめや、攻撃にあい、それは、西州へ行ってからも続く。西州では、麹家の父子との様々なトラブルがおこり、互いの間に友情が芽生えていく。

 後半は、麹家の父子と共に、悪者蘇父子と戦い、最後に勝利する。

 全体としての流れは、スムーズで無理がなく、見ていて楽しい。

 庫狄琉璃は、特技を生かして、西州の綿花の産業を助けたり、行倹は、地元の民のために、課税を見直したりと。丁寧な描き方でいい。

 私が、特に印象に残っているのは、やはり麹家の長男役だ。クールでありながら、優しい面がよくでていて、とてもよかったし、西州での恋人の雲伊もよかった。


 この「風起」シリーズは、他にもあるらしいので、機会があれば、ぜひ見てみたい。

 この作品は、私のおすすめ作品の一つに入れておこうと思う。


# by keika-ch32 | 2025-03-15 11:38 | エッセイ | Comments(0)

「灼灼風流」を観て


 チャンネル銀河で2024-12-12から2025-2-5まで放送された「灼灼風流」を観た。

 主人公は、慕灼華と、皇帝の弟の定王。時代設定は、架空。女子の科挙の受験や、仕官制度も架空のものである。そのうえで、このドラマを観ていて、いろいろ感想を書いてみたい。

あらすじは、省略する。

 前半は、慕灼華が科挙受験や、仕官といったことを中心に展開し、定王は、自分に起きた裏切りの黒幕を突き止めようとしていた。両者は、やがて出会うが、そのあとが、なんか不自然な感じがする。

 まず、慕灼華がその場かぎりの嘘をよくついていて、確かに頭脳明晰で、医術も心得ているし有能だが、見ていて誠実さがかけているように感じた。

 定王は、にこりともせず、硬い表情のままで、ふたりが自然に恋するというのは、無理がある。それでも、一応ドラマは、二人の恋愛感情を描いていくけど、こちらには伝わらない。

 中盤、本当の黒幕がわかり、ふたりはいろいろな試練を乗り越えるが、それでやっと定王は、笑顔も見せるようになる。

 ただ、男のほうが愛人で、それを皇帝のまえで認めたり、最後の婚儀で、男のほうが、女の前に跪いて三拝するのは、今日でもない。あまりに架空すぎる。

 

 主演のふたりとも、名優とのことだが、脚本のせいなのか、息があっていないと思うし、「明蘭」のウィリアム・フォンのほうが、よかった。


# by keika-ch32 | 2025-02-10 11:40 | エッセイ | Comments(0)

「尚食」を観て


 J-comTVで2024年12月3日から2025年130日まで放送された「尚食」を観て、感想をまとめてみた。

 けっこう評判のドラマなので、期待して観ていた。主人公の二人、朱瞻基姚子衿について、3つの時代に分けてみる。

 (瞻基の皇太孫時代)  尚食局に女官として姚子衿が入り、そこでの修業がはじまる。永楽帝の食欲不振の一件で、姚子衿のアイデアが生きる。そして、皇太孫との出会いがあり、食事係を命じられ、次第に親しくなっていく。しかし、彼女も秘密を抱えていた。この時代は、永楽帝が息子の皇太子をきらい、孫をかわいがるところが面白かった。

(瞻基の皇太子時代)永楽帝がなくなり、父が皇帝となり、なにかと息子の彼を遠ざけたりするあたり、嫉妬なのかと思わわれて、少しおかしくもあった。一方、姚子衿も、皇后の姉の胡氏が彼女の上司だったのに、正体がわかると、殺害しょうとした。結局、彼女は、料理人としての大切な手を負傷してしまう。料理比べてで、いろいろと事件がおこり、胡氏は死に、彼女は、皇太子嬪となる。

(宣徳帝時代) 瞻基が即位し、皇帝となったあとも、叔父たちの謀反などの事件があり、かなり危ない場面も多かった。姚子衿も皇宮の中で、皇后との関係で悩み、漢王の間者の呉氏に命を狙われたりと、大変だった。ただ、最後は、皆それぞれの道をいくという形で、うまくまとめられている。

 この三つの時代の中で、一番おもしろかったのは、皇太孫の時代だと思う。祖父や父や叔父、それと尚食局での料理比べなど、華やかで楽しかった。

 残念なのは、やはり、姚子衿が尚食の道をあきらめてたこと。確かに、それでみんな平和に暮らせてよかったと思うが、物語としては、期待していた分不満が残った。

 そのほかの点では、特に料理のことでは、手間暇かけて作成されていて、とてもよかった。


# by keika-ch32 | 2025-02-04 11:52 | エッセイ | Comments(0)