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中国語のことや、旅日記、もろもろの感想など

by keika-ch32

「楽游原」を観て


 女性チャンネルLaLaTV2025-5-19から7-11まで放送された「楽游原」を観た。

 主人公は、皇帝の孫にあたる李嶷(十七郎)と、崔家軍の何校尉(阿蛍)

 立場の違った二人が乱世の戦いの中で出会い、好きになっていくという物語だ。楽游原というのは、都から少し離れたところにある風光明媚な場所という設定だ。ここは、ふたりにとっては、大事なところで、意地っ張りで強情な二人が、デートを重ねて理解していく場所にもなっている。

 前半は、わりと痛快でテンポもよくて、楽しめたが、後半は、楽游原でのデートや回想シーンが多くて、正直うんざりした。

 二人の間の出来事を絵巻にして残したりと、子供っぽいところがあって、全体の流れからすると、マッチしてなくて、感動がわかない。

 結局は、李嶷(十七郎)の望み通り、一旦は皇帝になってから譲位して、田舎に引っ込むという結末。運のいい二人だったなというのが、感想だ。役者は、よかったが、ストーリーは、平凡だった。

 


# by keika-ch32 | 2025-07-16 11:13 | エッセイ | Comments(0)

「鳳凰の飛翔」を観て


 チャンネル銀河で2025-3-12より6-17まで放送された「鳳凰の飛翔」を観た。

 主人公は、寧奕と、鳳知微のふたり。

 寧奕は、罪を犯し長年宗正寺に閉じ込められていた。孤立無援の状態から許されて、宮廷に六皇子として戻される。そこから、彼は、皇太子はじめほかの兄弟との政権抗争に巻き込まれていく。はじめ、自分の身をまもり、母や三兄の死について真相を求めていた彼が、抗争のなかで、次第に力をつけ、能力が開花し、変化していく。

 鳳知微は、母からは、出生の秘密を明かされずに育ち、知性と美貌を兼ね備えていた。そして、彼女も、皇帝に認められて、宮廷入りする。そして、政権抗争に巻き込まれていく。

 この二人が、出会い、互いの才能や性格にひかれあい、次第に恋愛感情が生まれていく。

 70話の推理小説風の時代劇で、ストーリーは、複雑だが、人間の心情の描写は、細やかなで丁寧だ。最後まで、予測不能の展開で、面白かった。

最後の結末は、ハッピーエンドではなかったが、なぜか納得いくところがあり、役者もみな上手な演技ですばらしかった。主人公のほかに、父の皇帝もじつに演技がすばらしかった。

こういうタイプのドラマは、珍しいので、とても良かったと思う。


# by keika-ch32 | 2025-06-22 11:53 | エッセイ | Comments(0)

「斛珠夫人」を観て


 J-comTV2025-4-7から6-11まで放送された「斛珠夫人」を観た。

 「斛」(hu)とは、「升」のことで昔の容積を量る道具のことをさす。

 「斛珠夫人」と呼ばれるのは、龍尾神(鮫人)からまとまった量の鮫珠を授かった者で、神の使者としての敬称である。

 物語は、方海市と方鑑明、皇帝と淑容妃、方卓英と鞠柘榴の三組の男女の恋愛模様が軸になっている。

 前半は、方海市の師匠方鑑明への片思いが主に占めていたが、中盤から政変や陰謀やらが交錯し、面白くなっていく。特に、人魚を海から都まで運んできたところは、面白かった。


 ただ、全体として、最後に三組のうち、皇帝と淑容妃は、討ち死して、方海市と方鑑明が結局自己犠牲になって、皇子をまもるという結末は、残念だった。兄だけ思い人と結ばれたのは、幸いだったが。

 全体の構成もいいし、美しいファンタジーとしては、とてもいい作品だったと思う。


# by keika-ch32 | 2025-06-14 11:41 | エッセイ | Comments(0)

「華の出陣」を観て


 チャンネル銀河で2025-4-3より5-22まで放送された「華の出陣~麗将阿麦の仇討ち」を観た。

 主人公は、阿麦(韓麦穂)。それを取り巻く男性たちは、商易之、唐紹義、北漠の陳起と常将軍など。

 前半では、彼女は、単なる世渡り上手で賢い女という印象だったが、戦いに巻きこまれて、次第に彼女の実力が発揮されてくる。戦略のうまさと度胸がよく魅力的で、特に、親の仇の陳起を討つため、軍隊に入って、他の男といっしょに訓練を受けるところは、圧倒される。

 商易之とは、恋愛感情を持つが、裏切られると、それをふりきる強さをもつ。唐紹義とは、義兄弟の関係をもち、深い信頼をもつ。敵の常将軍からも、愛される。そして、なぜ陳起が彼女の両親を殺したかが、最後にわかったのも、よかった。

 彼女の生き方や願いというのが、この物語の後半を盛り立てていると思う。まさに、父親が言ったように彼女は「女将軍」として生きたのだ。

 ここまで、格好いい女性は、理想であり、現実にはなかなかいないけれど、全体の筋書きもよく、役者もそろっていて、いい作品で、最後まで、楽しめた。

 


# by keika-ch32 | 2025-05-30 14:47 | エッセイ | Comments(0)

「安楽伝」を観て


 チャンネル銀河で2025-2-62025-4-2まで放送された「安楽伝」を観た。

 主人公は、任安楽(帝梓元)と靖国皇太子の韩烨、そのほかに洛銘西、安寧公主や温朔も重要なメンバーである。

 スタートから女海賊として格好よく登場した任安楽は、前半は彼女の演技がとても痛快だった。一族の潔白が証明されて、本当の自分に戻ってからのほうが、おとなしくなってしまい、雰囲気が変わってしまったのが物足りない。

 皇太子のほうは、ただ優しいだけの男ではなくて、実は、命がけで、彼女の弟を救って育てていたのには、驚いたし、意外性があってよかった。後半、安寧公主が戦死したり、洛銘西が悲劇的な結末で残念だった。全体として、構成がしっかりしていて、難点がないが、あえていえば、せっかくの女海賊の水軍3万の活躍が最初だけだったことだ。

 「長思花」に秘められた意味が、この作品のテーマだったのは、最後のまとめの場面でよく表していたと思う。最後まで、楽しめるいい作品だった。


# by keika-ch32 | 2025-04-04 14:47 | エッセイ | Comments(0)