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ヨーガと禅の関係


 以前からヨーガと禅の関係について、興味があったが、ちょうど東京新聞のコラムで「日本仏教の始祖たち」(立川武蔵)の中で、とりあげられていた。

 古代のインド人たちは仏教誕生以前からヨーガの行法システムを知っていた。仏教の開祖ブッタは明らかにヨーガ行者である。

 「ヨーガ」とは、「馬にくびきをかける」を意味する動詞「ユジュ」に由来する語であり、心の作用の統御を指している。人間の身体には消化器系、循環器系、内分泌系などの器官があるが、人間が自身の意思によって大きな変化を与え得るのは呼吸器系と神経系である。ヨーガは、自身の呼吸を調整し心の作用を統御し、鎮めることによって清澄な心の状態に至ることを目指す。

 ヨーガのさまざまな段階の中にサンスクリットで「ドゥヤーナ」(静慮)とよばれる段階がある。この語の俗語形が「ジャーナ」であり、中国において「禅那」(ぜんな)や「禅」と音写された。
 こうしてみると、ヨーガも禅も、もともと同じことを意味することがわかる。

 いまでは、ヨーガは、身体のための運動のような受け止め方が主流となり、禅は、寺での修行のようなイメージだが、別々のものではないということがわかり、納得できた。

 人間の健康というのは、肉体の健康だけではだめで、心の状態も重要なポイントだということがよくわかった。
 
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by keika-ch32 | 2011-01-17 13:36 | エッセイ

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