「蜀紅錦」を観て
2026年 01月 05日
チャンネル銀河で2025-11-10から2026-1-2まで放送された「蜀紅錦」を観た。
主人公は、季英英。主な登場人物は、楊静瀾、白王、趙修縁など。
「蜀」とは、今の四川省をさす。そこでつくられた絹織物を「蜀錦」という。この作品は、
唐代の蜀錦業界の様子をとても分かりやすく描写していて、勉強になった。
絹糸の染色の職人と、糸を使って織物をつくる職人は、別れていて、待遇も違うこと。あたらしい色の絹糸を作ることがとても重視されていること。毎年、蜀錦の作品の品評会があり、そこで一番になると「錦王」になれること。
唐代の織物を西域に広めるための新しい販路を切り開く苦労など。いわゆる、シルクロードというのは、こうして作られたのかと思った。
また、主人公を好きになった3人の男性のそれぞれの有様も、面白かった。最初彼女は、趙修縁と婚約を望んでいた。これは、邪魔が入り不可能になったが、彼が牛五娘と政略結婚してから、変わっていくのが面白い。
楊静瀾は、少年のころに彼女と知り合い、彼女の父の死にも立ち会っていたが、そのことを再会してもなかなか言い出せずにいた。それで、ふたりは、かなり回り道をしたが、夫婦になる。そのあと、白王が彼女と職人を自分の国に拉致して、離れ離れになるが、気持ちはつながっていた。
白王も、彼女のことが好きだったが、無理やりに妻にしようとしたり、誠実さにかけていたので、受け入れてもらえなかった。最後は、彼女を守ったが。
三人三様の愛の形も、とても無理がなく描かれていて、よかった。
中国の時代劇は、一人の女性を数人の男性が好きになるケースが多いけど、心理描写がいまいちなので、こうして見ていて納得できる作品はいい。
主人公を演じたタン.ソンユンのファンなので、今回は、大満足の評価をあげたい。

