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中国語のことや、旅日記、もろもろの感想など

by keika-ch32

「大唐狄公案」を観て


 チャンネル銀河で2025-8-13から2025-9-25まで放送された「大唐狄公案」を観た。

この作品は、ロバート・ファン・ヒューリックの人気シリーズをドラマ化したものだという。

原作については、よく知らないので、ここでは、あくまで感想だけを書いてみた。


 中国語の「公案」というのは、「複雑な事件、難しい事件」という意味である。


 主人公は、狄仁傑(懐英)。主な登場人物は、洪亮、馬栄、喬泰、曽安娘子。


 9つの事件。「消えた鳳印」「呪いの四季屛風」「黄金の陰謀」「雨師の伝説」「紅亭子の客」「砂漠の追跡」

「空の葫蘆」「雲雀のさえずり」「雪夜の朝雲書館」


この中で、いちばんダイナミックなのは、「黄金の陰謀」で、100年に一度の大潮の時期を狙って、奪った黄金の金塊を隠す犯人をみごとにつきとめるところだ。

次は、「空の葫蘆」で、いたいけな少女が出てきて、その子が歌う場面がすごくかわいかった。 

狄の兄の真相がわかるのは、「雲雀のさえずり」だが、「人の性」の違いがこうも兄弟の生き様を変えるのかと思った。兄は、「悪」の性をもつ「黒焔」だったが、「善」の性をもつ弟との対決もこのシリーズのテーマのように思えた。

ただ、この「悪」と「善」の対決は、西洋的な思想(神と悪魔)に基づいているように思われる。中国的な考えとは、少し違う感じもする。生まれながらにして、「悪」の性をもつというのは、ちょっと違和感がある。両者が混在している世界が東洋的な考えではないのか。

狄の父が、彼の兄をそういう理由だけで家から追い出すというのも、ふつうならば、まず寺などに預けると思うからだ。まだ、子供だし、だれかを殺したわけでもない、長男をそれだけで追い出すのは、変な感じがした。

推理物のドラマとしては、すごく面白いので、またぜひ続編が見たい思っている。


by keika-ch32 | 2025-11-02 11:28 | エッセイ | Comments(0)