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by keika-ch32

「斛珠夫人」を観て


 J-comTV2025-4-7から6-11まで放送された「斛珠夫人」を観た。

 「斛」(hu)とは、「升」のことで昔の容積を量る道具のことをさす。

 「斛珠夫人」と呼ばれるのは、龍尾神(鮫人)からまとまった量の鮫珠を授かった者で、神の使者としての敬称である。

 物語は、方海市と方鑑明、皇帝と淑容妃、方卓英と鞠柘榴の三組の男女の恋愛模様が軸になっている。

 前半は、方海市の師匠方鑑明への片思いが主に占めていたが、中盤から政変や陰謀やらが交錯し、面白くなっていく。特に、人魚を海から都まで運んできたところは、面白かった。


 ただ、全体として、最後に三組のうち、皇帝と淑容妃は、討ち死して、方海市と方鑑明が結局自己犠牲になって、皇子をまもるという結末は、残念だった。兄だけ思い人と結ばれたのは、幸いだったが。

 全体の構成もいいし、美しいファンタジーとしては、とてもいい作品だったと思う。


by keika-ch32 | 2025-06-14 11:41 | エッセイ | Comments(0)