「斛珠夫人」を観て
2025年 06月 14日
J-comTVで2025-4-7から6-11まで放送された「斛珠夫人」を観た。
「斛」(hu)とは、「升」のことで昔の容積を量る道具のことをさす。
「斛珠夫人」と呼ばれるのは、龍尾神(鮫人)からまとまった量の鮫珠を授かった者で、神の使者としての敬称である。
物語は、方海市と方鑑明、皇帝と淑容妃、方卓英と鞠柘榴の三組の男女の恋愛模様が軸になっている。
前半は、方海市の師匠方鑑明への片思いが主に占めていたが、中盤から政変や陰謀やらが交錯し、面白くなっていく。特に、人魚を海から都まで運んできたところは、面白かった。
ただ、全体として、最後に三組のうち、皇帝と淑容妃は、討ち死して、方海市と方鑑明が結局自己犠牲になって、皇子をまもるという結末は、残念だった。兄だけ思い人と結ばれたのは、幸いだったが。
全体の構成もいいし、美しいファンタジーとしては、とてもいい作品だったと思う。

