「吃不了」「吃不起」「吃不上」「吃不下」の使い分け
2023年 03月 31日
日本語では、どれも「食べられない」という訳になるが、それぞれの「状況」が違っていて、うまく使い分けをすることが大切だと思う。
食事の場面で、よく聞かれる言葉なので、相手から問われたときに、こちらが意味をよく理解してないと、とんだ間違いをしてしまう。
「吃不了」(量が多くてたべられない) ß--à 「吃得了」
「吃不起」(お金がなくて食べられない) ß--à 「吃得起」
「吃不上」(食べ物にありつけない、食べはぐられる) ß--à 「吃得上」
「吃不下」(満腹または病気で、食べられない) ß--à 「吃得下」
このほかにも、
「吃不慣」(食べ慣れない)、「吃不来」(食べ慣れない、口に合わない)
などがあるが、
「吃不開」(受け付けない、歓迎されない、流行らない)
は、少し使う場面が異なるので、注意したほうがいい。
これらの反対語は、「不」を「得」に置き換えればよい。

