人気ブログランキング |

(陳式太極拳要領)6.以意行気

(陳式太極拳要領)6.以意行気


 太極拳の一番の特徴にあげられるのは、この「以意行気」ということである。

 すなわち、「気」を自分の意念で動かすこと。気が体内で動き、一挙一動すべてにおいて「意」を用いて「力」を用いず、意念が先行して動作があとについていき、意念と共に気も動くということである。


 太極拳を練習する目的は、「内気」を出現させ、空気中の「清気」と五穀雑糧の一定のエネルギーをもつ精緻な物質を合体させて大きな気を形成することにある。

 「内気」というのは、単なる「呼吸」という意味ではない。「内気」には、「元気」、「正気」、「先天の気」があり、これらは、母胎からもたらされるものとされる。


 自分の動作の中でどのように気を動かすかに精神を集中していると、動作が敏捷になり、どのような攻撃にも、すばやく正確に対応でき、怪我も少なくて済む。このような段階になれば、気を思いのままに動かすことができるようになったといえる。

 以上が要約である。


 「行気」とは、気功用語である。その意味は、意念を使って内気を必要に応じて運行させることで、調気技術の中でも実用性の高い方法であり、「運気」ともいう。

 「行気」には二つの目的があり、一つは、経絡を疎通させて養生や保健の効果の促進を図ること、もう一つは、「煉気」をして気の密度と質を高めることだという。


  「簡化24式太極拳」の要領では、「内外相合」の中でこう述べられている。

 「以心行気、以気運身」すなわち、「心は意識のこと。意をもって気をいきわたらせ、気で体を動かす」

  太極拳を練習する上では、意識の訓練を重視することが肝要である。


 私も、太極拳は、単なる肉体のみ鍛えるものではないと思うので、この項目は、とても重要だと思う。


by keika-ch32 | 2020-03-24 14:21 | 気功、太極拳

中国語のことや、旅日記、もろもろの感想など


by keika-ch32
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る