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by keika-ch32

(陳式太極拳要領)2. 含胸塌腰

(陳式太極拳要領)2. 含胸塌腰


 「含胸塌腰」は、股関節をゆるめ、胸部もやや内側に収めるようにすると、「心気」が下がり、両脇をやや収めることで、腰部を自然に沈めることができる。(「塌腰」とは、腰を沈めるという意味)

「含胸」と「塌腰」は、別々に行ってはいけない、両者は、同時に行うことが大切である。

 「含胸」のときは、力んだり、緊張したりせずに、体に力をためて、包み込むようにするとよい。胸をそらしたりしてはいけないのは、気が胸部に滞ってしまい、気の通りが悪くなり、全身に気を巡らせることが難しくなるからである。そうなると、上半身が重く、下半身が軽いという状態になり、足がふらふらして、重心が定まらなくなるのである。

 「塌腰」の注意点は、弓のように腰を曲げてはならないということ。そのような状態だと、背中が曲がり、経脈、骨格を圧迫し、「気血」の流れが悪くなるのだ。また、腰をあまり緩めすぎてもいけない。緩めすぎると力が出なくなる。腰は、体の上部と下部の間にあって、体の左右ひねり運動の重要な箇所であるから、力の入れすぎも、緩めすぎもよくない。

 「塌腰」を行うのは、腰の力を下に落とすことにより、「中気」が自然と「丹田」に入ることを目指すためである。また、腰の力を下げると、堅実になるといわれている。

 「虚霊頂勁」と「含胸塌腰」は、密接な関係があり、気が頭部まで通るには、「含胸塌腰」ができてなければならない。 


  以上が要約である。

  私の経験上、この姿勢は、太極拳を習う上では、みな知っていることだと思うが、腰をどの程度緩めればいいのか、どの程度下におとすのかが、難しい。

  また、上半身も、初めてやる人は、胸を張っているということが多いし、なかなか自分では、胸を含めているつもりでも、そうでもない。

  私も、腰のことについては、陳式の「推手」の練習がよかったと思っている。相手から押されても、姿勢がくずれないという加減がわかったときに、ようやく、どの程度腰をおとしたり、緩めたりするのがいいのか、体が覚えてくれたからだ。その感覚がわかったら、あとは、どんな動作でも、応用が利くようになった。


by keika-ch32 | 2020-03-20 14:17 | 気功、太極拳 | Comments(0)