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中国語のことや、旅日記、もろもろの感想など

by keika-ch32

奈良飛鳥、吉野山、橿原神宮

奈良飛鳥、吉野山、橿原神宮(2014.4.22~4.24)

4/22(火)くもり
 起床(4:30)----出発(6:14)----三鷹駅===東京駅(7:30)---[東京~京都、のぞみ209(8:20~10:38)]----近鉄京都(11:10)===近鉄橿原神宮(12:05)車内昼食----バス(12:41)-----石舞台(13:17)---岡寺(14:30)----飛鳥寺(14:50)----甘樫丘(15:30)-----橿原ロイヤルホテル(16:20)泊

4/23(水)はれ
 起床(6:15)----ホテル出発(8:30)---近鉄橿原神宮(9:03)===近鉄吉野(9:53)----中千本(10:20)---奥千本(10:40)----金峰神社(11:10)---奥千本(11:25)---中千本(11:50)-竹林院(11:55)----吉水神社(12:45)----金峰山寺(12:52)昼食----下千本====吉野(13:40)---近鉄吉野(14:07)----近鉄橿原神宮(15:05)---ホテル(15:10)

4/24(木)はれ
 起床(6:45)----ホテル出発(9:30)----橿原神宮、深田池、神武天皇陵(11:30)---近鉄橿原神宮(12:00)====近鉄京都(12:55)---駅で昼食---[京都~東京、 のぞみ230(14:05~16:23)]--武蔵境(17:15)----自宅(17:30)

 初日は、天気がくもりで涼しかったが、午後は、しだいに気温もあがって、ちょうどよくなった。
 新幹線で、京都から近鉄に乗り換えて、橿原神宮駅には、昼ごろ到着した。
 荷物をロッカーに預けて、石舞台方面のバス乗り場に行く。夫は、昔、石舞台は行ったことがあると言っていたが、あまりよく覚えていなかった。
 バスで、石舞台まで行って、そこで下車した。丘の上に、石舞台があり、まずはそこを見学した。近くは、きれいに整備されて、公園には小学生たちが遠足できていたし、犬の散歩をする人もけっこういた。 
 
 石舞台は、不思議な空間があって、太古の昔からそこに存在しているのがすごいなと思った。
 そこから歩いて、岡寺へ行く。まさか、岡寺が、山の上にあるとは、思わなかった。とにかく、長い坂道を上り、やっとたどり着くと、シャクナゲの花が迎えてくれた。
 この地方の寺は、この時期、シャクナゲの花を咲かせている。これも、とても印象深い思い出となった。
 寺からの眺めは、最高で、明日香村の風景を見ることができる。
 
 岡寺をあとにして、下山して、さらに丘をくだり、飛鳥寺へいく。
 明日香村は、平坦な地形ではなくて、丘陵地帯のようなので、距離はさほど歩いてなくとも、けっこう足の筋肉は、痛くなる。

 飛鳥寺に着くころには、足の指も痛くなり、寺の中でちょっとゆっくりしたい気分だった。ところが、ここは、お坊さんが寺の由来や飛鳥大仏についてのお話をしてくれるので、みんなとしばらく傾聴することになった。
 歴史について、いろいろと語ってくれたので、飛鳥大仏に親しみがもてたのは、よかったなと思った。

 寺の裏手の「蘇我馬子の首塚」を見てから、甘樫丘に行こうとしたが、一面は畑なので、道がわからない。幸い、地元のおばさんが通ったので、尋ねると、親切に近道を教えてくれた。
 ここは、あちこちに「案内板」は立っていないので、ほんとに助かった。

 がんばって、甘樫丘にのぼり、四方の景色を見て、これで今日の日程は終了と思っていたが、甘かった。そこをおりて、バス停にいくと、あいにく、バスは行ったところで、あと一時間はこない。
 
 「歩いて駅まで行こう」と行ったのが、私だから、文句はいえないが、甘かった。
 駅まで、ゆるい坂道になっているし、道幅が狭くて、車が往来すると歩けないほど。夕方ということもあり、車もけっこう通っていたので、大変だった。もし、傘をさしていたら、とても危険な状態だった。

 一日目の誤算は、歩きすぎたことで、ホテルについてから、私は、足腰を湿布したりすることになった。夕食は、夫が近くのスーパーで、すし弁当や総菜などをたくさん買ってきて、おいしくいただいたが。
 風呂は、岩風呂で、よかったが、台湾からの団体さんが来ていて、浴槽のまわりに十人近く座っていて、こちらは、ゆっくりできなかった。なにしろ、みんなずっとおしゃべりしているのだ。ほかの日本人も、予想外だったかも。

 次の日は、吉野山へ行った。
 いろいろと、下調べは、していたが、予想外の展開だった。
 まず、近鉄の吉野駅についてから、ちょうど、中千本へのバスが止まっていたので、乗ることにした。中千本についてからは、展望台まで歩くかどうか、夫ともめていたが、ちょうど、奥千本へのバスが「あと二名乗れます」というので、乗ることにした。

 くねくねした山道をバスにゆれながら、奥千本につく。奥千本も、もう桜は、終わっていた。坂道をのぼり、金峰神社に参拝して、義経の隠れ堂を見ておりて、バスを待つ。
 昨日の足の筋肉痛のせいもあり、やはり、バスで下山するほうがいいと思ったのだ。
 奥千本から中千本まで再びバスで下りて、そこから、竹林院へいく。

 竹林院は、桜は終わっていたが、庭園が見事で、見学してよかった。
 そこから、また、坂をくだりながら、吉水神社へ。ここからも、桜の景色はきれいというが、すこし遅かった。この神社は、歴史があり、中を見学しつつ、昔の人は、よくここにこんな建物を建てたものだと思った。

 さらに、坂道を下り、金峰山寺に着くころには、お昼になっていた。持ってきた、おにぎりやサンドイッチで昼食をとる。こうゆうところで、ゆっくりできるのも、ありがたいなと思った。
 ただ、残念なのは、ご開帳とかがあるので、一般の参拝は、入り口までで、お賽銭箱をみてお参りして終わりだったこと。
 写真撮影もだめなので、建物だけを撮った。仁王門も修復中なので、姿をみることはできなかった。銅の鳥居、黒門をみながら、下山し、下千本から吉野駅までは、ロープウェイで下山した。

 おみやげ店では、クズ菓子がたくさんおかれていたが、ここでは、スクラップだけ記念に買って帰る。

 この日の夕食は、橿原神宮駅近くの「coco’s」だ。うちの近くにも、あるので意外だったが、本店は関西らしいので納得した。けっこう、地元の食材もあり、おいしかった。

 旅の最終日、ここでも、私の勘違いで損をした。
 橿原神宮は、見学したかったので、行ってよかったが、神武天皇陵は、古墳のような形をしていて、その姿がみられると思い込んでいたのだ。実際は、入り口の門の前でのお参りだけだった。そこへ行くのに、一駅も歩いてもどり、足が痛くなった。

 昼は、京都駅で、四川料理だとは確認せずに「中華」と思って入り、八宝菜定食を注文したら「辛いマーボー豆腐」がついていて、びっくりした。和食でもよかったなと思った。
夫も、辛いといっていたので、ほんとうに辛かった。

 飛鳥地の旅は、のどかで、とても気持ちよかった。
 交通の不便さや、起伏のあるところということを忘れずに、また、奈良を訪れたいと思った。

[飛鳥]
石舞台古墳
 日本最大の石室。周囲に堀をめぐらした一辺50mの方墳で、上を覆っていた土が流れて、石室がむき出しになったものといわれている。30数個の巨石を三段積みにした玄室は長さ7.5m 幅3.4m 高さ7.7m。

岡寺(龍蓋寺)
 四国第七番札所。朱塗りの仁王門、書院、開山堂、本堂、三十三観音堂、大師堂、三重塔などがある。本尊の如意輪観音坐像は弘法大師三国の土で造ったという丈六仏で、日本最古、最大の塑像。春は、シャクナゲやツツジがきれい。

飛鳥寺
 日本最古の仏像を安置する日本最古の寺。本堂の飛鳥大仏は、推古天皇のころ(605)に作られた釈迦如来坐像で高さ2.7m。長い顔や杏仁形の目などに特徴がある。

甘樫丘
 浮島のように水田の中にある標高148mの山。明日香村を見渡せる。北から西には大和三山や藤原宮跡、南から東には飛鳥寺の屋根や多武峰の山々が見える。

[吉野山]
金峰神社
 奥千本の桜や杉に包まれて、社殿がたっている。吉野山の総地主 金山毘古命をまつり、古くから修験道の行場となっているところ。近くに義経隠塔がある。

竹林院
 千利休が改築した回遊式の大和三名園 群芳園。ツツジ、サツキなどがきれい。

吉水神社
 義経、後醍醐天皇、秀吉ゆかりの書院がある。ここからの桜の眺めも名所となっている。

金峰山寺
 吉野山のランドマーク蔵王堂が本堂。銅の鳥居、仁王門などが有名。

[橿原神宮]

 神武天皇の橿原宮跡に明治23年創建。畝傍山を背にした境内は約15万坪。
by keika-ch32 | 2014-05-17 15:12 | 旅行記 | Comments(0)