「宮廷恋仕官」を観て
2024年 10月 05日 2024年8月20日から9月27日までJ-comTVで放送された「宮廷恋仕官」を観た。
唐の時代、検視官の家でそだった娘 楚楚が、長安に検視官の試験を受けに行き、そこで三法司の長官 安郡王と出会う。そこから、いろいろな事件に遭遇し、検視と推理で解決していく。
あらすじは、ネットで公開されているので、これ以上は、省略する。
このドラマは、珍しい女検視官の登場で、面白くしている。また、上司である安郡王との恋愛も、物語を楽しくさせていると思う。
ただ、いくら検視官とはいえ、実母の死体の検視をあっさりしてしまうのは、すこし無理があると思う。ましてや、彼女は、死んだ母から取り出させた胎児だったというのだから驚きである。現代でも、そんなのありえないのに、当時の設定で、それをすんなり受け入れられるほうがありえない。
すべては、物語を面白するためでも、やはり、見ている側が納得できるような運びでないと、いまいち、夢中になれない。
最後まで、全体としての流れはよくて、ハッピーエンドでよかったが、何度でも、繰り返して観てみたいとまでは思わなかった。